デキない男の話が「心に全く響かない」理由 デキる人とは「脳内OS」の種類が違う!

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カタカナ語ばっかり使って、言っていることの意味が全く伝わってこない人、あなたの職場にいませんか? (写真:Zinkevych / PIXTA)

こんにちは。はたらく女性のかていきょうし、タブタカヒロです。

「はたらく女性のかていきょうし」としてお仕事コンサルをしていると、「男性の言っていることがわからない」という相談を受けることがたくさんあります。たとえば、「女性と仕事」について語るとしましょう。何を言っているかがわからないオトコの発言は、大きく2つのタイプに分けられます。

「リーンインしてワーク・シフト」じゃ何も伝わらない

①決めつけ型:「今は女性活躍の時代だから〜」

反応→「女性活躍の時代って、前提は何?私“活躍”したくないけど?」

②ビッグワード多用型:「これからの女性はリーンインしてワーク・シフトだよ」

反応→「ごめんなさい、意味がよくわかりません」

女性があきれているのに気づかずに、この手の発言をする男性、けっこう多いんです。ご相談に来た女性たちも、言っていることがまったくアタマに入ってこないと、お手上げ状態。そんなとき、こうお答えしています。

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「彼らは、脳内にインストールされているOS、マインドセットが残念なんです」

マインドセットとは、「思考態度」とも訳され、いわばその人の“脳内OS”のようなもの。教育心理学では、「成長する人・しない人」で2つのマインドセットがあるという論が主流ですが、日本のオトコ社会においては、3種類のマインドセット――脳内OSが見られます。

デキないオトコのOS…通称「こちこちOS」
 
②DFDN(デキるフリしたデキない)オトコのOS…通称「ふわふわOS」
 
③デキるひとのOS…通称「わくわくOS」

まずは、3種類の脳内OSの特徴をご説明します。

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