デキない男の話が「心に全く響かない」理由 デキる人とは「脳内OS」の種類が違う!

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重要なのは、速い意志決定でも小手先の技でもない!

①デキないオトコの「こちこちOS」

職場の男性の中で、シェアダントツ1位の脳内OSです。型にはまった考え方をするよう設計されていて、3つの特徴が見られます。

(1)速い意思決定

パソコンのCPUのように、思考や意思決定のスピードをなにより重視。仕事がデキるとは、決断も速いことだと思い込み、頑張って“即決”しますが、実はよく考えられていないイマイチな発言なので、相手は納得できません。

(2)技、スキル命

パソコンのショートカットキーのように、ちょっとしたスキルを覚えるのが大好き。ただ、それは小手先のテクニックにすぎないので、思慮不足の感が否めず、相手に言いたい内容は伝わらない。

(3)フレームワーク(枠組み)で考える

何かを考えるときは、とりあえずパワーポイントを使う。何個か四角いハコに文字を書いて矢印でつなげることで、何かまとめたつもりだけれど、伝わってくるメッセージが何もない。相手に「で?」と突っ込まれて終わり。

こんな「こちこちOS」の持ち主に、たとえば「女性と仕事」の話題を振ると、「女性活躍」という型にはまった考え方で、管理職の男女比率など、数字上の“男女平等指数”を素早く弾き出します。固定観念に縛られた、数字ばかりの話で、女性にまったく響かない。「それ、あんたの勝手な女性像でしょ?」と無言で突っ込まれます。

②DFDNオトコの「ふわふわOS」

現在、台頭中なのが、デキるフリしたデキないオトコの「ふわふわOS」。はやりのキーワードで情報収集するのが得意で、次の3点が特徴です。

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