興銀からテクモに転職した理由
――興銀マンを辞めて、2004年にテクモに入社しました。何がきっかけだったのでしょうか?
もともと私はゲーマーで、入行後も「ゲームのことなら安田」というポジションを築いていました。1988年当時、私が興銀の産業調査部に所属していた頃のことです。経済産業省の産業政策局から「ゲーム産業のような将来有望なベンチャービジネスに、お金を集める仕組みを作るための調査レポートを作ってほしい」という依頼がありました。
当時、世界最大のベンチャーキャピタルだった3i Groupと一緒に調査レポートを作成した際に、ナムコ創業者の中村雅哉さんやセガ創業者の中山隼雄さんをはじめ、ゲーム会社の経営者の方々に話を聞かせてもらいました。みなさん個性的かつ魅力的で、会って話を聞くときは必ず個別でしたね(笑)。
その時にテクモ創業者の柿原彬人会長にもお会いしました。それ以来の関係です。
――16年以上の付き合いを経て、テクモに引き抜かれた、と。



















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