(1)速い検索
ググってコピる。情報の検索、収集ではとにかくスピードを重視。検索した情報の意味は深く考えないので、周りにうまく説明できず、やっぱりいっていることが伝わらない。
(2)コンセプト命
WEBやビジネス書で見つけた新しいコンセプトが大好き。でも、中身を理解していないので、表面的なことしか言えずに上滑り。
(3)カタカナ「ビッグワード」を使ってみる
ふわっとしていて、よく意味の伝わらない、カタカナ「ビッグワード」を言うのが大好き。本人は自信たっぷりですが、結局「それって、具体的にどういう意味?」と突っ込まれて終わり。
こんな「ふわふわOS」の持ち主に、「女性と仕事」の話題を振ってみると、「これからの時代、女性はもっとリーンインして、ワークシフトした働き方で、自らがロールモデルになるべきです!」とドヤ顔で語る。その後の白けた雰囲気はご想像のとおり。相手の心の中で「今のって、何語?」とスルーされてしまうタイプです。
デキるひとは「相手ありき」でものを言う
③デキるひとの「わくわくOS」
職場におけるわくわくOSのシェアは、圧倒的に低い。相手の思いに働きかけて、わくわくさせることを目指すOS。あなたの職場に、こんな考え方の人はいませんか?
(1)相手に注目
相手の思いを重視し、自分の固定観念を押し付けない。相手も、自分に関心を持ってくれていることがわかるので、心を開いてコミュニケーションが取りやすくなります。
(2)共感「命」
相手の話を聞き、思いを知って共感するのがいちばん大事。すると相手も自分のことを話してくれるし、こちらの言うことも聞いてくれる。お互いのコミュニケーションが活発になります。
(3)絵にする
フレームワークもビッグワードも使わない。相手の思いやニーズを「こんなイメージですか?」と絵に描いて確認する。デザイン理論では、アイデアを形にするとき「試作品」を作ることを薦めています。下手でも雑でもいいので、思いを試作品(絵)にするのは理にかなったお作法です。
こんな「わくわくOS」の持ち主は、「女性と仕事」を語る際に、「女性活躍」も「ビッグワード」も使わず、「〜さんはどんなふうに働きたいですか?」と相手に関心を示して、「自分の時間を作りたいんですね、その気持ち、わかる気がします」と思いを聞き出し共感。そして「〜さんの働くイメージって、こんな感じですか?」と絵にしてみる。相手の心に届いて、わくわくさせるコミュニケーションです。
最後に相手がどの脳内OSの持ち主か、簡単に見分ける方法をご紹介します。それは問題が起きたときの第一声。いわば脳内OSの「起動音」です。
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