日本型エリートが留学で得た、英語術の真髄

「発音が通じない!」大ショックの後に…

「実は、英語はすごく苦手だった」と明かす山口真由氏(撮影:大澤誠)
東大4年間オール優、首席で卒業した偉業を持つ山口真由氏。数々の書籍執筆やメディア出演を果たす中で決めた突然の米国留学。彼女が見た海外とはどんなものだったのか。『東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』著者の山口真由氏と私・鬼頭政人が語り合った。

 

鬼頭:山口さんは執筆やメディアなどでご活躍されている中で、留学を選ばれましたよね。留学を決意したきっかけはなんだったのですか?

山口:私、今までずっと駆け足で生きてきたところがあって、目の前に試験があって、また試験があって、それとひたすら戦う日々でした。「司法試験受けました」「受かりました」「じゃあ弁護士ですね」みたいな。留学は本当に自分が何をやりたいのかを、少しゆっくり考えられるいい機会になるだろうと思ったんです。

TOEFLの成績を効率良く上げる方法

鬼頭:なるほど。留学に行かれる前にはもちろんTOEFLなどの試験もあるかと思うのですが、山口さんは「7回読み勉強法」など、ご自身の勉強法を確立されていますよね。それは英語の勉強でも同じだったんですか?

山口:実はもともと、英語がすごく苦手だったんですよ。留学時にTOEFLの点数が必要だったので、最後の3週間ほどでなんとか20点近く上げたくらい。その3週間で行ったのも、複数回インプットしてそれからアウトプットするという7回読みに近いものでした。

鬼頭:3週間で20点! 具体的にはどのような勉強をされたんですか?

山口:はじめはずっと日本語の問題集を使っていたんですが、日本語の問題集は種類も問題数も少ないことに気が付いたんです。ご存知の通りTOEFLは指示も問題も全て英語の試験。英語の問題集になると数もたくさん出てて、電話帳みたいな厚さのものまである。そういったものすごい数の問題を解くことを繰り返していきました。

鬼頭:具体的な戦略はどのように立てられたんですか?

山口:TOEFLで問われるリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4つの能力のうち、私はリーディングとリスニングを重視しました。私には「読めないものを書ける人はいないだろう」「聞けないものを話せる人はいないだろう」という考えがあったので、まずはインプットを重点的にやりましたね。そうするとリーディングとリスニングの点数がまず伸びて、満点近くまでとれるようになり、それから少しずつライティングやスピーキングも伸びていく。反復してインプットを繰り返すという点で、7回読みの方法論と共通しているな、と感じています。

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