次にデートでバレるのは、その人の「対人依存度」の程度である。
【2】いきなり依存してくる二流の恋人を警戒せよ
以前、初めてのデートで、非常に美人の若いモデルさんから「カメラを買って」とせがまれたことがある。
明らかに「将来自分にどれくらい貢いでくれそうか」の試金石として「カメラをせがまれている」のだと思い、心底あきれたものである。
あなたが初デートでやすやすと相手に何かを買ってあげたとたん、あなたは相手にとって「引き出し自由、無利息、返済不要で24時間踏み倒しOK」の“人間ATM”と化してしまうだろう。
「お会計タイム」でバレる二流の本性
ほかにも、「対人依存度」が露呈するのが、最初のデートの食事の際の「お会計タイム」である。
付き合っている恋人関係ならまだしも、最初のデートからお会計タイムで、カバンの中の財布を探すふりをして、「あっ、ここは僕が払うよ」という一言を心待ちにするのは、二流の所業であろう。
たかだかランチ1回やドリンク1杯の支払いタイムにも、その人の「対人依存度」がにじみ出るものだ。結果として「ご馳走になること」はあるだろうが、「最初から全部おごってもらって当然」という“たかり根性”がもしあなたの中にあるならば、その態度は二流の証だということである。
ちなみに、欧米の人ないし欧米で長らく過ごした女性に、安易に自分がおごろうとすると、「セクシスト(性差別者)扱い」される危険があることも知っておいてほしい。
以前私が中国系アメリカ人の女性と食事に行って当然のように自分で全部出そうとしたら、「私も同じように教育を受け、同じように稼いでいるのよ!」とかたくなに固辞され、むしろ怒られたものである。
日本での対異性感覚を海外にそのまま持ち込んでは、その善意がとてつもなく二流の性的差別意識と解釈されうることを、忘れてはならない。
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