「ムーギーさん、執筆に2年半もかかりましたが、ようやく完成しましたね。苦労しましたが、『世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ最強の働き方』という切り口でまとめたので、類書のない画期的なビジネス書になったと思います」
これはついに完成した新著『最強の働き方――世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓』を前に、グローバルエリート2.0ことわたくしムーギー・キムと、東洋経済の担当編集者の中里有吾氏との間で交わされた一言である。
2年半前、私の連載「グローバルエリートは見た!」は「グローバルエリートよ永遠に」を最終回とし、「野生動物のゲーム・ハンティングを止めよ!」という謎の声明文を出して終了した。私はその後、本業のかたわら、2年半の歳月をかけて世界30カ国を飛び回りながら、密かに1冊の本を書き上げてきたのだ。
私が全精力を注ぎ込んでついに完成した新刊が、ようやく発売の日を迎えた。それを記念し、「最強の働き方」をテーマに、私がさまざまなグローバル・キャリアの中で優秀な上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んできた「誰にでも実践できる、仕事能力を大きく左右する教訓」を紹介していきたい。
記念すべき第1回目は、すべてのビジネスパーソンの基本中の基本編、「メモ取りの奥義」について、本書の一部をお届けしたいと思う。
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