デキないオトコが会議で必ず口にする言葉 説明上手は3ステップの順番を踏んでいる

✎ 1〜 ✎ 29 ✎ 30 ✎ 31 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
会議で「そもそもさぁ」って言い出す人にはご用心(写真:wavebreakmedia/PIXTA)

こんにちは。はたらく女性のかていきょうし、タブタカヒロです。「はたらく女性のかていきょうし」として働く女性にお仕事コンサルタントをしていると、こんな一言でご相談が始まることがあります。「オトコを説得する方法を教えてください!」

よくよくお話しを聞いてみると、こういうことでした。

「私の企画を会議で提案しても男性にうまく伝わらず……『何がやりたいのかわからない』と言われて会議がぜんぜん進まないんですっ(涙)」とのこと。実はこの手の「オトコに話が伝わらず、会議がぐずぐずしちゃって進まない」という女性からのご相談は結構多いのです。

会議をぐずぐずさせる「そもそもさぁ」

この連載の記事一覧はこちら

ご本人の話し方の問題もありますが、それ以上にやっかいな問題があります。それは会議でデキないオトコが聞き手にいる場合。特に自分は「デキる」と思っているDFDN(デキるフリしたデキない)オトコのある言葉が、余計に会議をぐずぐずさせてしまいます。

それは、「そもそもさぁ」

DFDNオトコが連発する言葉です。「そもそもさぁ」の後には本質的な何かが見つかりそうで、一見デキる人が使いそうなワードです。しかし、DFDNオトコの場合は「そもそもさぁ」の後に肝心なその「そもそも」が見つからない。「そもそもさぁ」の度に会議がすごろくみたいに「振り出しに戻る」を繰り返し、全然議論が進まないパターンが多いようです。

デキる人を観察していると、「そもそもさぁ」の代わりにちがう言葉を使っていることを発見しました。今回は会議中のデキないオトコの見分け方とデキないオトコを納得させる、デキる人の話し方をご紹介します。

次ページそもそも思考の具体例
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事