DFDN(デキるフリしたデキない)オトコを細かく観察すると、会議中の会話のパターンはだいたい決まっていて、3つの共通点が見えてきます。
1.そもそも「何がしたいの?」
男はソリューション(解決策)から考える生き物なので、「何をする」を確認したがる傾向がありますが、DFDNオトコはそれが極端。会議の最初から最後までこの質問を繰り返します。質問が「何」と漠然なので、聞かれたほうも答えづらくなり会議が迷宮入りしがちです。
2.そもそも「5W1H」
DFDNオトコの特徴は、質問が「5W1H」。「誰が、いつ、どこで、なぜ、どうやるの?」国語の穴埋め問題みたいに確認したがります。5W1Hはデキる人の思考法と思われがちですが、聞き方がぐさぐさとダイレクトな割に意味は抽象的。会議室が「しん」となりやすい会話です。
3.そもそも「出来るの?」
理解できない提案やアイデアに関心は示さず、出来ることから考える。DFDNオトコの結論の出し方です。たとえば新しい事業や企画を考える会議で、やたら「出来ること」をリスト化して「新事業案です」と説明する……それがDFDNオトコのパターンです。
お題や解決策を確認して、穴埋め問題的に5W1Hに落とし込み、ぱっとしない「解決策」が結論になる。会議をぐずぐず化するDFDNオトコの「そもそも思考」は、学校で与えられた宿題や課題の答えを出す思考法に似ています。
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