デキないオトコが会議で必ず口にする言葉 説明上手は3ステップの順番を踏んでいる

✎ 1〜 ✎ 29 ✎ 30 ✎ 31 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

DFDN(デキるフリしたデキない)オトコを細かく観察すると、会議中の会話のパターンはだいたい決まっていて、3つの共通点が見えてきます。

 

1.そもそも「何がしたいの?」

男はソリューション(解決策)から考える生き物なので、「何をする」を確認したがる傾向がありますが、DFDNオトコはそれが極端。会議の最初から最後までこの質問を繰り返します。質問が「何」と漠然なので、聞かれたほうも答えづらくなり会議が迷宮入りしがちです。

2.そもそも「5W1H」

DFDNオトコの特徴は、質問が「5W1H」。「誰が、いつ、どこで、なぜ、どうやるの?」国語の穴埋め問題みたいに確認したがります。5W1Hはデキる人の思考法と思われがちですが、聞き方がぐさぐさとダイレクトな割に意味は抽象的。会議室が「しん」となりやすい会話です。

3.そもそも「出来るの?」

理解できない提案やアイデアに関心は示さず、出来ることから考える。DFDNオトコの結論の出し方です。たとえば新しい事業や企画を考える会議で、やたら「出来ること」をリスト化して「新事業案です」と説明する……それがDFDNオトコのパターンです。

お題や解決策を確認して、穴埋め問題的に5W1Hに落とし込み、ぱっとしない「解決策」が結論になる。会議をぐずぐず化するDFDNオトコの「そもそも思考」は、学校で与えられた宿題や課題の答えを出す思考法に似ています。

次ページでは、デキる人はどうでしょう
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事