デキないオトコのPDCAはなぜイケてないのか リズム感が悪いので「ぐちゃぐちゃ」します

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見える化というキーワードが大好きで報告をやたら求める人っていますよね

こんにちは。はたらく女性のかていきょうし、タブタカヒロです。

年度が変わり、新しい仕事が始まる時期です。「はたらく女性のかていきょうし」として働く女性にお仕事コンサルをしていて、この時期は「仕事の進め方を教えてください」とか「目標管理ってどのようなお作法があるのですか?」というご相談をよくいただきます。

この手のご相談を受けた時に、まず働く女性の皆さんにお伝えしていることがあります。それは「『PDCAを回そう!』オトコに振り回されない」ということです。

Plan(計画)、Do(実行)、Check(結果の評価)、Action(対応)という一連の仕事のステップを指す言葉で、よくPDCAサイクルと呼ばれています。「サイクル」という自動的に仕事が回る風な表現が、デキるフリしたデキないオトコの琴線に触れるのでしょう。したり顔で「PDCAサイクルを回せば仕事はうまくいく」と率先して「PDCAもどき」を開始するのですが……だいたいうまくいかず、仕事の進め方がぐちゃぐちゃになるケースをよく見かけます。

シンプルな4ステップがなぜか8ステップに

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どうしてぐちゃぐちゃするのか、それはデキないオトコはPDCAのリズム感が悪いからです。PlanDoCheckActionのシンプルな4ステップが、

Plan、(Report)、Do、(Report)、Check、(Report)、Action、(Report)……

といちいちReport(報告)のステップが入り、「P(r)D(r)C(r)A(r)」という8ステップに変態。進め方がぐちゃぐちゃしちゃいます。実はデキないオトコのPDCAがぐちゃぐちゃするのは、3つの理由があります。今回はデキないオトコとデキる人の仕事の進め方の違いをご紹介します。

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