グローバルエリートよ永遠に グローバルエリートは見た!衝撃の最終回!?

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 グローバル化の進展により、国の枠を超えて活躍する「グローバルエリート」が生まれている。しかし、そのリアルな姿はなかなか伝わってこない。グローバルエリートたちは何を考え、何に悩み、どんな日々を送っているのか? 日本生まれの韓国人であり、国際金融マンとして、シンガポール、香港、欧州を舞台に活動する著者が、経済、ビジネス、キャリア、そして、身近な生活ネタを縦横無尽につづる。今回が感動の最終回である。
動物を無意味に殺すハンティングは、動物を愛するグローバルエリートにはどうしても許せない(写真:アフロ)

いま、わたしはこの機上で、最後の「グローバルエリートは見た!」を書き綴っている。そう、信じられないことで感傷的にならざるをえないが、何事にも終わりはあるもので、「グローバルエリートは見た!」も今回をもってお休みである。

昨年2012年11月に連載が始まって以来、水曜と金曜、そして時には10日くらい連日で書き綴った合計140本に迫るコラムの数々。本コラムで親愛なる読者の皆様に語りかけるのは私にとってつねに大きな喜びであった。

フランスのフォンテンブルーで雪に埋もれてマルシェで買い物をした時、インシアードのキャンパスでクラスの合間に図書館で締切りに追われていた時、家にいろいろな国の友人を招いてホームパーティーをした時、夏休みにギリシャや東欧、イスタンブールやアムステルダムに旅行した時、シンガポールや香港を往復した機上などなど、毎日グローバルにいろんな経験をしては、皆様に本コラムで語りかけるのを楽しみに生きてきた。

こちらに寄せていただいたお便りの数々に、まったく返信する時間がないまま一年以上過ぎ去ってしまったことをお詫びする。来年こそは遅ればせながら、しっかり対応させていただく所存である。

またツイッターや編集部に寄せてくださった暖かいメッセージの数々に励まされ、随分楽しませていただいた。「グローバルエリートは見た!」のコラムに勇気づけられた、とのメッセージを何度かいただくことがあり、それは私にとっても感動的に嬉しいお便りであった(ディズニー特集で、一緒にティーカップで回りたい、というお便りが大量に寄せられたのにもある意味感動したが)。

日の目を見なかった在庫コラムの数々

「グローバルエリートは見た!」を終えるにあたって、皆様にお伝えしたいメッセージはまだまだある。むしろ、まだ終わってはいけないくらい、連日コラムを書いてもまったく書くネタは尽きていない。ここだけの話、コラムの在庫でたまっているサウジアラビアネタやブラジルネタ、アフリカネタ、ロシアネタ、フランスネタなどが200ページくらいあり、モノ好きな金持ちに高値で売り飛ばしたいくらいだ。

さて、以下では私が書きたかったのに書く前に本日を迎えてしまったトピックの頭出しを少し行わせていただく。

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