エリートは、なぜ結婚式の準備でもめるのか グローバルエリートが語る、結婚式費用のリストラプラン

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 グローバル化の進展により、国の枠を超えて活躍する「グローバルエリート」が生まれている。しかし、そのリアルな姿はなかなか伝わってこない。グローバルエリートたちは何を考え、何に悩み、どんな日々を送っているのか? 日本生まれの韓国人であり、国際金融マンとして、シンガポール、香港、欧州を舞台に活動する著者が、経済、ビジネス、キャリア、そして、身近な生活ネタ 縦横無尽につづる。

 

「ムーギーさん、僕つい先週結婚したんですが、本当に大変でしたよ。なんで結婚式の準備って、あんなに揉めるんですかね・・・」

たまたま香港で落ち合った金融業界の後輩、山形県次(ヤマガタケンジ)28歳。この年末で忙しい時に、最近3年間連れ添ったコンサルティングファーム出身の嫁さんとゴールインしたわけだが、その結婚式の準備でもめにもめたという。

言われてみれば私の周りの、金融やコンサル業界にいる友人の多くが、結婚式の準備でただでも多忙な日常からさらに追い詰められ、途中で未来の奥さんが「あなたはわたしのこと、全然わかってない!」などと言いだしてもめたことが、やがて訪れる成田離婚のプレリュードになったという不幸なカップルも実在する。

そこで、今回はただでも忙しい各界の一線で活躍するビジネスパーソンの皆さんが、結婚式の準備という、なぜそんなに時間とカネがかかるかわからない謎のイベントを上手く乗り切るための秘訣を、香港の自宅で年末の大掃除に追われつつ、書き綴りたいと思う。

なお、グローバルエリートたちの恋愛観や結婚観、離婚事情の内幕に関しては、実に100ページ近くに渡って綴った「世界中のエリート達の働き方を一冊にまとめてみた」に詳細が載っているので、年末年始の恋バナに話をさかせるお伴にしていただければ、忘年会で明るい恋バナが咲き乱れることであろう。

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