結婚できない人が言う「出会いがない」の誤解 「生活が充実している人」が敬遠される理由
最近どういうわけか、妙齢の女性から恋愛相談を受けることが多い。要するに結婚したいんだけどできないのはなんで? 的な話だ。
いや喫茶店に呼び出されてガチトーク的なことではなく、酒の席になるとたいていそういう話を聴く羽目になる程度なのだが、ここ1年ぐらいで確実に増えている。そもそも50過ぎの結婚に失敗したおっさんに相談しても、100%完全に時間の無駄だと思うのだが、どうやら安全パイだと思われているのかもしれない。
まあせっかく相談されたことだし何か気の利いたことのひとつもひねり出してあげようと思うのだが、なかなか短時間では難しい。そこで次の相談に備えて、この辺でまとめておくのも良かろうと思う。
そもそも相談してくる人には、結婚できない致命的な理由は見当たらない。年齢的にも結婚に早すぎるでもなく遅すぎるでもなく、性格にも問題ないし浪費癖のような変なクセもない。容姿も至って普通、というかコデラ基準では上の女性であり、結婚できない理由はこっちが聞きたいぐらいである。
異性とまったく接触なく生きている人はいないはずだが
だがいろんな人の話を聴いていくと、だいたい皆同じパターンにハマっていることがわかってきた。
結婚したくてもできない理由は、相手がいないからである。当たり前だ。出会いがないとぼやくケースが多いが、実際社会生活を営んでいて、異性とまったく接触なく生きている人というのはいないわけである。周りが既婚者だらけだったりすることもあるかもしれないが、未婚者がいても好みじゃないという状況はあると思う。
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