結婚できない人が言う「出会いがない」の誤解 「生活が充実している人」が敬遠される理由
だが普通は恋愛って、一目見てすぐ恋に落ちるみたいなケースは希だ。イケメンにポーッとなることはあるかもしれないが、それは容姿に惚れているだけであって、人間的な中身の評価をしていない状況で結婚まで考えないだろ普通。
多くの女性は自分の直感を信じる傾向が強く、最初に会った時の印象でピンと来なければダメ、という基準線を張る人が多い。だが相手の人柄などは、そんなに短い間でわかるわけはないのである。逆に考えてみればわかる。自分の80%ぐらいを、1時間の間に相手に説明できるだろうか。できたとしたら、それはものすごく中身がペラッペラだということになる。
人間同士、仕事上の付き合いとしてそつなく付き合うのには大して時間はかからない。だが恋愛に至るには、相当長い間時間をかけないと、その人の恋愛対象としての良さは見つからないものだ。
つまり、出会いがないのではなく、出会ってはいるが自分のほうがそんな気になっていないだけなのである。まさかあんなバカと、という相手をよくよく見てみると、案外いいところがあったりするハズだ。そのいいところは、時間をかけないと見えてこないわけである。
スタート地点は、お互いの必要性を感じるところ
結婚したくてもできない女性に多いパターンその2としては、現在結婚してなくてもそれなりに生活が充実していることがあげられる。
安定した仕事もあり、収入も1人で暮らして行くには困らないか実家住まいで、趣味もあり、交友関係が広く、飲み会にはたいてい声をかけられ、facebookとInstagramはメシの写真だらけで、私生活が十分に充実している。足りないものは恋愛だけ、というケースだ。
そういう人が相手が欲しいアピールしても、男の側からすればまったく本気だとは思えない。なぜならば、デートの誘いも仲間と飲むからという理由で断わりそうなイキオイを感じるからだ。つまり男にしてみたら、彼女の人生の中に自分がいるスペースをまったく感じないのである。
恋愛というのは、お互いの必要性を感じるところから始まるものだ。自分が必要とされていない相手への感情は、愛情ではなく「ファン」的な好意止まりだ。飲み会には頻繁に誘われるが恋愛には至らない女性は、思い当たる節がないかよく考えてみてはいかがだろうか。
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