「日本人の8割が歯周病」「でも歯周病は自分で治せる!?」…毎月まじめに歯科に通う人ほど知らない"勘違いケア"の落とし穴
歯磨きの目的は虫歯予防ではない
歯磨きをする目的は、歯周病予防のために「プラーク」という歯の表面に付いた細菌の塊を取ることです。勘違いされやすいですが、虫歯予防のために食べかすを取るのが目的ではありません。
プラークは、いわば口腔内のホコリの塊です。口腔内の細菌は空気中のチリと同じように口の中を漂っていて、24時間くらい経つと歯の表面に降り積もり、肉眼でも見えるようになります。寝起きに歯の表面をつまようじで軽くこすると、白くて柔らかい泥のようなものが付くと思います。あれがプラークです。
歯周病はどのようにして発症するのか、簡単に説明します。歯周病は、プラークが出した毒素が歯茎にかかることで歯の周囲の組織(歯茎や骨)に炎症が起きて進行していきます。
では、その歯周病における諸悪の根源、プラークはどこに溜まるのでしょうか。答えは、「歯と歯茎の境目の“歯の方”」です。
プラークは、歯や被せ物、入れ歯やインプラントといった硬いものにしか付きません。そもそも唇や舌、歯茎といった柔らかい組織にはプラークは付着しないのです。その硬いものの中でも頬や舌、食べ物が擦れる箇所は勝手にプラークが落ちてしまいます。


















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