コンビニが高すぎて行けないZ世代。「トルコ砂コーヒー」「マカロンシリアル」に見る"進化した食アレンジ"の中身

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(写真:metamorworks/PIXTA)

物価高は家計にも大打撃を与えていますが、この影響をZ世代の若者たちも大きく受けています。この10年ほど、コンビニ業界周辺では「若者のコンビニ離れ」が叫ばれていたのですが、特に最近、若者たちから「値段が高すぎてコンビニに行かなくなった」という類いの話を頻繁に聞くようになりました。

先日もある若者が「おにぎりは薬屋でしか買いません」と言っていました。薬屋とはドラッグストアのことで、彼はコンビニより遠くにあるドラッグストアまでおにぎりを買うために足を伸ばしているようです。

かつてコンビニは「若者のアイコン」の1つでしたが(ドラマや漫画などでもよくコンビニ前にたむろするヤンキーたちなどが描かれていました)、今や若者にとってコンビニエンスな場所ではなくなりつつあるようです。

では、彼らは、いったいどこで何を楽しむようになったのか? 最新事情を、現役大学生が解説します。

小さくこまめなご褒美を

近年、Z世代を中心に一風変わった食がトレンドとなっています。トルコ砂コーヒー、マカロンシリアル、ヨアジョン。一見バラバラに見えるこれらの食べ物には、実は共通した欲求が存在しています。それは「無理をせず、日常の中で贅沢感を取り入れたい」というものです。

物価高の中、Z世代にとって「高級ブランド品」を買うというご褒美消費は、ハードルが高くなっています。ブランド品どころか、コンビニでのご褒美消費さえ厳しいものがあります。

代わりに選ばれるようになってきているのが、日常に無理なく取り入れられる「小さな贅沢」です。特に食は、生活に欠かせない行為であると同時に、工夫によっては比較的低コストで手軽に幸福感を得られるため、贅沢を取り入れやすいのかもしれません。

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