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大手企業を中心に、すでに第1波の内々定は出終わったと伝えられる今年(来年卒)の就職戦線。複数の内々定を得て、どちらの会社を選ぼうかという贅沢な悩みに浸っているライバルを横目に、もう一度会社を選びなおして第2ラウンド、第3ラウンドに備えたいと深刻な悩みを抱えている就活生も数多くいるはずだ。
いずれの悩みにも即効で決断を後押しし、さらに、人生の第2ラウンド、第3ラウンドに備えたいという目下、五月病罹患中の社会人にも“効いてくる”のが「年収」だろう。
そこで、シリーズで5200社の平均年収その他のデータを掲載する『就職四季報』シリーズから、悩める学生・社会人の企業選びを後押しするランキングを紹介しよう。
中堅上位にはマスコミと並び優良子会社
今年入社者の内定率の上昇や株価の好転で、ここ数年減少傾向にあった学生の大企業志向が復活していると言われている。とはいえ「いい会社なら」中堅・中小企業でもよいと考える学生は多い。まずは「中堅・中小企業版」の平均年収ランキングを使い、知名度にとらわれない「お買い得企業」を探してみたい。
年収・賃金に格差が生まれるのは、1)規制業種かどうか(テレビ局など、参入しにくいので高い)、2)グローバル競争下にあるか(メーカー<非メーカー)、3)薄利多売か高付加価値型か、4)業績の良しあし、などの理由があり、中堅・中小企業の場合もおおむねこれに当てはまる。
1位のマスコミ2社に続いて3位に入ったのは堀紘一氏率いるコンサルタント会社、ドリームインキュベータ。ベンチャー支援にも力を入れており、出資先のペット保険事業が伸びている。
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