こんにちは。はたらく女性のかていきょうし、タブタカヒロです。
「はたらく女性のかていきょうし」としてのべ1000人を超える女性にお仕事コンサルやセミナーをお届けしてますが、ある若手社員の女性から「議事録の文章力を上げたいんです」というご相談をいただいたことがあります。理由を伺うと、会議の議事録作成を担当していて、いつも上司からレビューを受けて厳しくダメ出しされるので……ということでした。
議事録に厳しい、デキるフリしたオトコ上司って多いですよね。
コンサルタント業界は特にそうですが、「若手社員を鍛えるには議事録から」的伝統みたいなものがあります。会議の内容を整理しわかりやすい文章にまとめるチカラをつける、書式や誤字脱字の悪癖を矯正する……的狙いを背景に、ビシビシダメ出しして若手を鍛える慣習です。
議事録に魂込めても意味なし
ボクもコンサル業界にいて思うのですが、かなりイケてない伝統です。
スキルを伸ばす人もいるけど苦手意識とトラウマが植えつけられる割合が多い、効果の低い指導法です。そもそも会議後にクオリティの高い議事録を書くのは、デキるフリしたデキないオトコのやりがちな特徴。デキるひとに議事録について話しを聞くと「議事録は会議の“後”に書いちゃダメ。“前”に書くんです」と教えていただきました。どうして議事録が会議の前に書けるのでしょう? 今回は議事録でわかる、デキないオトコとデキるひとの見分け方について考えます。
通称DFDNオトコ(デキるフリしたデキないオトコ)の議事録の特徴は、誤字脱字が少なく質が高い。議事録に人一倍こだわりを持っています。若手の議事録をレビューする時も、ココはダメだ、ソコは間違っているとビシビシ叱咤の嵐。
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