デキるひと曰(いわ)く「議事録を翌日に配信するなんて、信じられない」。多少の誤字脱字があってもいいから、会議が終わった瞬間に配信するくらい議事録のスピードにこだわります。「議事録は、安い早い(そこそこ)うまいに限ります」がデキるひとの議事録観でした。
完璧を目指すより配信スピード
ファストフードで有名な「安い早い美味い」は、実は仕事のこだわりを決めるお作法にのっとった標語です。Quality(品質)、Cost(コスト・人手)、Delivery(納期・スピード)の3要素の頭文字をとった「QCD」というお作法です。
DFDNオトコはQCD全部満点を目指すけれど中途半端に終わるパターンが多い。デキるひとはQCDのどれにこだわり、どれを割り切るかバランスを重視します。議事録で仕事を進めるため、Quality(誤字脱字)とCost(人手)は割り切りDelivery(配信スピード)にこだわる。理にかなった「わりきりとこだわり」が、デキるひととデキないオトコの仕事の品質の差を生むことが、議事録を見るとわかるんです。
また、デキないオトコとデキるひとの議事録を比べると、2つの「タイミング」について考え方が違うことがわかります。議事録を作るタイミングと使うタイミングです。
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