「すごいベンチャー100」の掲載企業からIPOした企業の「その後の時価総額」を調査、金額トップはSynspective、上場時からの上昇率はnoteが断トツ
スタートアップのイグジット(出口戦略)は転換点を迎えている。
グロース市場見直しで出口戦略激変
東京証券取引所が「グロース市場の上場維持基準の見直し」を発表し、これまでの「上場10年後に時価総額40億円以上」から「上場5年後、時価総額100億円以上」に見直す方針を打ち出した。原則として2030年3月以降の決算から適用される。
これまで時価総額が50億円未満といった小粒の上場も多くあったが、維持基準のハードルが上がったことで、スタートアップはIPO(新規株式公開)戦略の見直しを迫られている。
具体的には、未上場のフェーズでもっと成長させ、評価額(時価総額)をアップさせてから上場に臨むパターンと、M&Aで会社(または株式)を売却してイグジットするパターンに大別される。
とくに後者のM&Aは増加傾向にあり、フォースタートアップスのリポートによると、25年のスタートアップのM&A件数は過去最高の207件(前年比6件増)で、IPOの49件に対し4倍以上の差をつけているという。
一方、上場したスタートアップは「その後」成長し、上場維持基準をクリアできる時価総額を確保しているのか?
東洋経済では毎年「すごいベンチャー100」という特集を組み、ユニークで成長性が期待されるスタートアップを100社選定し紹介している。今回はこれまで「すごいベンチャー」に取り上げた1000社のうち、現在も上場している63社を対象に、上場時(初値)の時価総額と直近の時価総額の状況をまとめた。



















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