本日上場するSchooは2022年版に掲載した。
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近年、スタートアップのイグジット(出口戦略)として、M&Aやセカンダリー(2次)取引などが拡大しているが、IPO(新規株式公開)は理想の節目といえるだろう。
東洋経済の恒例特集「すごいベンチャー100」では、これまで約900社のスタートアップを紹介してきたが、うち50社以上が予定を含めて上場を果たしている。ここでは、昨年10月以降の1年間に上場した掲載企業を紹介していく。
あわせて、掲載された上場スタートアップの上場時(初値)の時価総額と直近の時価総額との差を表にまとめた。グロース市場の低迷が続いており、多くが上場時の時価総額を上回ることができていない。上場後の成長曲線をどう描くかも課題の1つとなっている。
「すごいベンチャー100」掲載の上場企業(23年10月以降)
4896 ケイファーマ 2023年10月上場
慶応大学発の医療ベンチャーで、iPS細胞活用の再生医療と創薬の2本柱。開発費用先行が続く(2023年版掲載記事はこちら)。
5595 QPS研究所 2023年12月上場
九州大学発祥ベンチャー。SAR(合成開口レーダー)と呼ばれるリモートセンシング技術を搭載した小型衛星を開発・製造。宇宙から撮影した画像データの販売も(2016年版掲載記事<リスト>はこちら)
5597 ブルーイノベーション 2023年12月上場
ドローンなどの遠隔制御や統合管理ソフトを展開。電力会社向けや建設会社向けの案件が多い(2017年版掲載記事はこちら)。
5892 yutori 2023年12月上場
ECを軸に「9090」など若者向けアパレルブランドを約20種類展開。2020年にZOZOの傘下入り。M&Aで成長(2019年版掲載記事はこちら)。
190A Chordia Therapeutics 2024年6月上場
新規抗がん薬の開発を目指す創薬ベンチャー。RNA制御ストレスを標的とする。本社は武田薬品工業の研究所に隣接(2023年版掲載記事はこちら)。
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