1. 作るタイミング
・DFDNオトコ:「後でしょ」。会議中は必死に記録し会議後にメモや録音を頼りに論点を整理して議事録を書く。常識的な考え方ですが、議事録の共有までに時間がかかります。
・デキるひと:「前でしょ」。デキるひとはなんと議事録を会議の前に書きます。秘訣は議題(アジェンダ)です。アジェンダと決めるべきことをあらかじめ想定。会議の筋書きがわかるから、会議の前に議事録が書けるというわけです。
議事録を証拠として使えば緊張感を生む
2. 使うタイミング
・DFDNオトコ:「今でしょ」。今回の会議の内容を、会議に出た人、出ていない人に共有。共有された後、議事録が再び開かれることはほとんどありません。使われるのは今回だけです。
・デキるひと:「次でしょ」。会議で決まったアクションを、次の会議で確認。議事録は一種の「証拠」。「これをやることになってましたよね」と前回の議事録を会議で見せると迫力が出ます。会議に良い緊張感を生むお作法です。
ちょっと古い表現ですが(笑)、デキるひとは会議の先手をとって準備して、仕事を進める。そのためのツールとして議事録を使っていました。デキないオトコは会議の後手に回り、追いかける形で議事録を必死に書く。デキるデキないの差が歴然と出る、議事録はあなどれないツールだと気づかされます。
仕事のすべてにこだわるとすべてが中途半端に終わる。スピードならスピードに徹底的にこだわり後は割り切る。議事録ひとつで、デキるひととデキないオトコの仕事観が透けて見えます。驚異的なスピードで成長したあのベンチャー起業家のこの言葉も、そんな仕事観を伝えたかったのかもしれません。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら