浅田真央ちゃんの意外な一言
「日本で最も愛されている現役のスポーツ選手は?」と聞かれたら、私は迷わずフィギュアスケートの浅田真央ちゃんと答えるでしょう。その真央ちゃんが昨年末の全日本選手権で優勝。翌日のインタビューで放った意外な一言が巷でちょっとした話題になりました。
その一言とは、「年をとったなぁ~と思います」。
真央ちゃんは1990年生まれの22歳。年齢的にも外見も「若い」としか思えませんが、高度な身体能力が要求されるフィギュアスケートの世界ではすでに年長の部類に属するそうです。実際、先の発言は、体力の衰えを感じた真央ちゃんが、食事や体調管理に細心の注意を払った末につかんだ勝利、という文脈から語られたものです。
ちなみに私は1965年生まれの47歳。四捨五入すると50歳のおじさんです。真央ちゃんが「年をとった」というなら、私は自分のことを何と表現したらいいのでしょうか。
年をとったと感じるときは?
それはさておき、皆さんはどんなときに、「年をとったなぁ」と感じるでしょうか? 答えは人それぞれだと思います。以前、新聞に載っていたアンケートによると、「人の名前が出てこない」「徹夜ができなくなった」「分厚いステーキに魅力を感じなくなった」などなど、確かにあるあると共感したくなるコメントがずらっと並んでいました。
こうした脳機能や体力の低下だけでなく、容姿の衰えから年を感じる人も多いようです。たとえば「おなかが出てくる」「髪の毛が薄くなってきた」「肌のハリ、ツヤがなくなった」「白髪が出てきた」など。これら自覚症状を感じ始めるのは意外に早く、平均35歳という調査結果があります。面白いもので女性が男性に対して「容姿が衰えた」と感じるのも平均37歳とほぼ同じ年齢です。
女性の容姿の衰えが始まるのが、「お肌の曲がり角」である25歳とすると、「男の曲がり角」は35歳と、10年遅れて「年とったなぁ~」と感じる節目が訪れるようです。
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