「薄毛」に効く髪型の2つの鉄則 "バーコード"と"坊主"以外にも道はある

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世の男性は30代半ばあたりから、肉体的、外見的な衰えを感じ始めることが多い。ただ、「もう老いるばかり」とあきらめるのは間違いだ。服装、髪型、話し方、仕事や生活のスタイルなどを気づかうことによって、若さを演出することは十分できる。この連載では、IBM出身の恋愛コンサルタントである青木一郎氏が、頑張らずに若さを保つためのテクニックを、分野別に紹介する。

薄毛から連想する2つの定番ヘアスタイル

「薄毛」と「髪型」。この2つのキーワードから皆さんは何を連想しますか?かなり多くの人が、「バーコード型のヘアスタイル」を思い浮かべるのではないでしょうか。

若き日の中曽根康弘元首相。バーコード型ヘアスタイルの元祖と言える存在だ(撮影:多仁)

「バーコード型」とは、薄くなった頭頂部に、側頭部から伸ばした髪をポマードで無理やりなでつけた髪型。かえって薄毛を強調してしまうばかりか、おじさんくさい雰囲気を強烈に醸し出してしまいます。女性陣には「未練がましい」とか「卑屈な感じ」と不評ですし、男性にとっても「たとえ薄くなっても、あれだけはやりたくない」と心に誓っている人が多数を占めているのではないでしょうか。

1970年代の名曲「いちご白書をもう一度」の中に、「就職が決まって髪を切った時、もう若くないさと君に言い訳したね……」という歌詞があります。もし薄毛になってバーコードにしたとき、恋人や奥さん、そして自分自身に対して何と言い訳したらいいのでしょうか。外見だけでなく心理的にもハードルが高い髪型です。

もうひとつ「薄毛」と「髪型」から思い浮かべる定番に「ボウズ」があります(坊主ではなくカタカナにした理由は後ほど説明します)。「バーコードにするくらいなら、潔くボウズにしたほうがいい」という女性が多いし、「いざという時には……」と考えている男性も結構いるのではないかと思います。しかし、こちらも同じくハードルが高い髪型です。

くだんの女性たちが「ボウズ」という場合、髪の毛以外の要素がファッショナブルであることを前提としています。たとえば整ったヒゲを生やしていたり、仕立てのいいスーツを身にまとっていたりと。だから、おしゃれな「ボウズ」であって、単に頭を丸刈りにしただけの「坊主」ではないのです。

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