Netflixの「アニメ最強化計画」は今が攻め時?「SAKAMOTO DAYS」や「NARUTO」が世界で大人気!…一方、ひそかに抱える“ジレンマ”とは

世界ランキングでも日本のアニメが目立つ
「アニメを見るならNetflix」という選択が世界中で広がっています。
全世界で約3億人が加入するNetflixメンバーの半数以上がアニメを視聴し、この5年でアニメの総視聴時間が3倍に増加するほどの勢いです。Netflixにとってアニメは、今や「グローバル戦略の中核を担う最重要カテゴリー」として扱われています。
その成果あってか、アメリカ、ブラジル、メキシコ、フランス、ドイツ、イタリアでも人気が拡大し、韓国や東南アジアはもちろん、インドやインドネシアでも存在感を強め、アフリカ全体でも関心が着実に高まっているというのです。
8月6日のプレス向け説明会によると、2024年の1年間で33のアニメ作品が「週間グローバルTOP10」(非英語作品)に計70回も登場したといいます。2021年と比較すると作品数では2倍以上、登場回数は4倍です。日々のランキングにアニメ作品が入るのは、日本だけの現象ではなくなりつつあるのです。
今年に入ってもアニメ視聴は軌道に乗ったまま。Netflix公式エンゲージメントレポート(2025年上半期)によると、アニメの視聴は前年比で約20%増加し、過去最高を記録しています。
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