「今どきの若者はクシを使わない」「なでつけるではなく、立てる」
私はセミナーや講演会で整髪について語るとき、必ず冒頭で「今どきの若者はクシを使わない」というフレーズを口にします。整髪の際にクシを使うか否かが、おじさんくさい髪型になるか、若々しい髪型になるかを左右します。このため少し大げさですがこの表現を使っています。
おじさん世代は、整髪というとアイビーやプレッピースタイルの影響で、クシとポマードを使って髪をなでつけるのが習い性になっていると思います。髪の毛がふんだんにあって、このやり方がはやっているときにはよかったことでしょう。しかし、流行が過ぎ去り、髪が薄くなった今日、髪の毛をクシでなでつけるとどうなるでしょうか。前述のとおりおじさんくさく見えてしまうのです。
今どきの若者や若々しく見える人はクシを使いません。ドライヤーで形を整えたうえで、スタイリング剤をつけた「手グシ」で髪を立たせるのです。
クシを使うか手グシにするのか、なでつけるか立てるか、わずかな差ですが見た目に大きく影響するのです。
これを「面倒くさい」と思われる人もいるでしょう。しかし、慣れるとほんの5分程度の作業です。この“ほんの5分”が見た目の印象を大きく変えるわけですから、有意義な時間の使い方だと思います。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら