「4年も練習してきて何でこんな失敗するの?」 ミラノ・コルティナ五輪で「にわかファン」が選手を"総叩き"の異常性…心ない声殺到の背景は

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック
4年前の北京五輪で高梨沙羅選手がスーツ違反で失格となり、メダルを逃した混合団体。悲願の銅メダルを獲得した(画像:「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック TEAM JAPAN - JOC」サイトより)

現在、ネットでもテレビでも最大の話題と言えば、開催中のミラノ・コルティナ五輪でしょう。開催国のイタリアとは8時間の時差があり、競技の大半が深夜から早朝にかけて行われるにもかかわらず、連日多くの報道とSNSのコメントが飛び交っています。

思えば開幕直前まで「開催されることを忘れてた」「今年だったんだ」などと言われ、話題にあがる機会は決して多くありませんでした。開幕早々から盛り上がっている理由は日本人選手の活躍であることは間違いないでしょう。

その大半が感動や称賛で占めている一方で、散見されるのが、失敗などに対するネガティブなコメント。なかには、競技とは関係ないもの、選手や競技をおとしめるようなもの、誹謗中傷レベルのものなど、「なぜ?」と思わされるものが少なくありません。

なぜ奮闘する選手たちに心ないコメントが浴びせられるのか。感動とモヤモヤが同居した現状の背景を読み解いていきます。

メダルを獲得したのに厳しい声

最も報じられ、物議を醸したのは、スキーフリースタイル女子の近藤心音選手に対する心ない声。近藤選手がスロープスタイルの公式練習中に左足を負傷し、棄権したことに対して、「もし選ばれても次は辞退してくださいね」などのメッセージが届いたことが明かされました。

次ページ日本の銀メダル獲得に貢献したのに…
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事