「4年も練習してきて何でこんな失敗するの?」 ミラノ・コルティナ五輪で「にわかファン」が選手を"総叩き"の異常性…心ない声殺到の背景は
さらに近藤選手が自身のインスタグラムにコメントを発表した際も、「一連の発言は残念」「なぜか満足気な発言が目立つ」「競技だけやって勉強をしていない成れの果て」「ちょっとは心折れたほうがいい」「仲間の応援もせずに帰っちゃうんだ」などの厳しいコメントが並びました。
確かに「謝罪をする事など何処にも見当たらない程にやり切った」「『最後まで諦めずに立ち向かう姿勢』『人の心を動かすこと』これは十分出来たのではないかと」などの強気な発言こそあったものの、棄権するほどのケガを負った選手に向ける言葉としては行きすぎの感は否めません。
また、近藤選手は24時間で消えるストーリーズを使ったにもかかわらず、ネットメディアが記事化したことで過剰な批判をあおったようにも見えました。
もう1つ、ネガティブなコメントが散見されたのは、フィギュアスケート団体・アイスダンスの吉田唄菜、森田真沙也組に対してのもの。
2人は日本の銀メダル獲得に貢献したにもかかわらず、「アイスダンスが足を引っ張って金が獲れなかった」「なぜアイスダンスの選手だけこんなにだめなのか」などの声が見られました。
一方、メディアはそれに関するフォローをあまりせず、シングルやペアの選手ばかりフィーチャーする姿勢に疑問の声があがっています。
「にわかファン」が心ない声を浴びせている
そもそもチームで戦うことが前提の団体競技で、個人に責任を求めるのは不条理。日本代表というトップ選手が出る五輪であれば、なおのこと個人ではなく国(連盟など)の問題でしょう。
それは五輪を仕事や学校に置き換え、自分を当てはめてみると、「組織ではなく個人に責任を求める行為がいかに怖いものなのか」がわかるはずです。
その他でもネット上には、「4年も練習してきて何でこんなに失敗するのか」「出ないほうがいいレベルだった」などの競技に関するもの、他国選手のプレーや態度、審判の判定に対する厳しい声が見られます。
さらにメディアが「かわいい」と報じた選手に対して「全然かわいくない」。あるいは、別の選手に対して「別人」「整形」と書き込むなど容姿に関する心ない声もありました。


















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