2023年には過去最高の売上も…ヤマハがゴルフ用品事業"完全撤退"の限界と誤算――中堅メーカーが直面した「質」だけでは越えられない壁

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ゴルフショップから姿を消すYAMAHAブランド(写真:筆者撮影/ビックカメラ新宿店頭)

ヤマハがゴルフクラブなどのゴルフ用品事業から撤退する――。ゴルフ界にとってインパクトのあるニュースが飛び込んできた。

ゴルフ用品から“完全撤退”

2月4日、ヤマハは2026年6月末をもってゴルフ用品の国内販売店への出荷を終了することを発表した。

終了する事業は、ゴルフ用品の企画・開発・製造・販売で、まさに“完全撤退”である。同社広報によると、ヤマハのゴルフ用品の顔である藤田寛之プロ(56)、今平周吾プロ(33)などの契約プロについては、今シーズンはサポートを続けるという。

ヤマハ全体の2025年3月期売上収益は4621億円で、事業利益は367億円。グローバル楽器シェアNO.1であり、その内訳は楽器全体で26%、ピアノ39%、デジタルピアノ48%、ポータブルキーボード48%(2025年3月期金額ベース、ヤマハ調べ)。楽器・オーディオ関連分野では圧倒的な強さを持っている。

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