東大発!「模範解答のない入試」の衝撃度

大学入試の未来像は企業の採用にあった

話題になった東大の入試問題。いったい何が変わったのか?(green / PIXTA(ピクスタ)

2016年に、開学以来初めて推薦入試を導入した東京大学。日本の最難関と評される東大が、歴史・伝統ある入試の枠組みを改革したことで大きな話題となった。

「日本のこれからの入試をリードする新しい試み」との評価や、「面接試験では公平な選考を行えない」といった批判など、賛否両論飛び交ったが、実は、同じ2016年の東大の一般入試にも、注目すべき変化が起こっている。この変化はいったい何を意味しているのか?

国が発表した指針によれば、これから2020年までの間に、大学入試は大きく改革されていくという。東大の入試改革はその一端に過ぎない。果たして、大学入試は、どのように変わっていくのか? わが子の受験は、どうなってしまうのか? 最新の東大入試問題から考えてみる。

危機管理能力を見る入試?

さて、入試会場でこんな問題を出されたら、あなたならどう解答するだろうか?

Q:下の画像について、あなたが思うことを述べよ。全体で60〜80語の英語で答えること。

これは、今年、東大の英語の筆記試験で出題された問題を再現したものだ。実物も、画質の悪いモノクロ写真。いったい何だか判別がつかない生き物を、指でつまもうとしているように見える写真だった(実際の入試問題:日本経済新聞社 2016年入試速報)。いったいこの問題は、何を問うているのか?何が模範解答なのか? 受験者の多くが、動揺したのではないだろうか。

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