偏差値29から東大合格!常識破りの勉強法 競争を制す人の「4つのやり方」
新年度を目前にして、受験勉強や試験勉強への意気込みを新たにしている学生も多いだろう。が、どこから手をつけるかで結果は大きく変わるかもしれない。
「受験勉強を始める前に、まず効果的な勉強法を身につけた人が、東大合格者には多い」と話すのは、作家で『「偏差値29→東大薬学部」「開成→東大医学部」の夫婦が教える受かる技術』(KADOKAWA)の著者・杉山奈津子氏。
杉山氏は、高3時の数学の偏差値が29にもかかわらず、一年後に東大理Ⅱに合格。共著者である夫(タケ氏)は、開成高校から現役で東大理Ⅲに合格している。ここでは夫妻が実践した勉強法のうち、「効果が抜群であるのに行っている人が少ない勉強法」を紹介する。
2人に共通する常識破りの勉強法を知ることは、どんな状況の人でも成績を上げるのに役立つはずだ。
模試で最低判定の私が、東大合格を目指して考えたこと
ほぼ全ての大学が入試を終え、新3年生を始めるとする学生たちが受験勉強を強く意識し始める時期になった。ただ注意したいのは、受験はひたすらやみくもに勉強した人が合格できるわけではない、という点だ。
私(杉山)は東大を志望したが、勉強を始めるのが高校3年生からとあまりに遅く、そのうえ学校で習えずに独学せねばならない科目が6つもあった。当然、成績はどん底で、模試は最低の判定(20%以下)ばかり。普通に勉強していては合格不可能な状態だった。そこで「最短の時間で最大の成果を出す」効率よい勉強法を考えることにしたのだ。
その結果、1年浪人したものの、無事東大に合格することができた。勉強の成果は「質×時間」で現れる。そこで、合格をより確実にするために、質を上げるコツを紹介したい。
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