提出していない生徒は意外と多いものです。そのため普通にやっているだけで平均以上の成績になるのですが、提出物という約束事を守らない生徒は、いくらテストで点数がよくても成績は上がりません。期限内に提出物を出さないと、私の経験から成績は上がらないどころか、1つ落とされる場合があります。
筆者の経験上、勉強に必要な道具がしっかり揃っていないと点数は伸びません。私は日頃よく「3つの生活習慣」が大事と話していますが、そのひとつである「整理整頓」がおろそかだと、こういうときに影響が出ます。
以上のような「準備」にあたる段階を“普通”に行っていれば、一定の成績をおさめることも可能になるでしょう。しかし、プラスにもっていくためには、次の「方法」が必要になります。
なお、全国には多様な形態の定期テストがあると思いますので、それぞれの学校の授業に沿った、テスト形式に沿った勉強が必要ですが、ここでは一般的なお話をします。
成績を上げるために必要な2つの方法
テスト前計画表を作成する。定期テスト前、子どもたちは通常、中間テストで1週間前、期末テストで10日前くらいから勉強します。が、それより短く、直前からしかやっていない場合、一部の天才を除き、よい点数は取れません。少しでも早くからスタートするのが効果的です。
科目によってテスト勉強の方法は当然異なります。大きく、文系科目と理数科目で異なるといってもいいでしょう。それを計画表に落とし込み、終わったら消し込んでいくといった地道な作業が重要です。
今回は、各科目の詳細な方法までは記載することはできませんが、例えば、文系科目であれば、教科書を読む→ノートをまとめる→プリントや準拠問題を3回転させる→覚えるべき内容を自分で確認テストなど、といった、手順を踏むことが重要です。
理系科目であれば、問題集を中心に間違い問題を3回は解き直す、といった方法が筆者の経験上は有効です。
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