斬新!会議メモは「ヤフーニュース」調で蘇る 自分にも相手にも、伝わらなければ意味がない

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今回は、的確に伝える「つたメモ」のテクニックをご紹介(写真 :Graphs / PIXTA)
仕事でメモを取ってはいるが、ほとんど見返したことがない、読み返してみてもごちゃごちゃして意味不明……。そんな人も多いのではないでしょうか。
しかし、ちょっとした「コツ」を覚えるだけで、仕事のクオリティが飛躍的にアップする、簡単なのに効率的な「メモ術」があります。サントリー「伊右衛門」のCMなど多くのヒットを飛ばす現役コピーライターの小西利行が、著書『すごいメモ。』(かんき出版)の中からお伝えします。

「伝える」ではなく「伝わる」ことが大切

私は現在、POOL Inc.という会社を率いて、コピーライティングだけでなく新商品開発、店舗、商業ビルなどのプロデュースを手掛けています。代表的なプロダクトは、サントリーの「伊右衛門」や「ザ・プレミアム・モルツ」、日産自動車セレナ「モノより思い出」、TOYOTA「もっとよくしよう」、ライザップ、「イオンレイクタウン」のクリエイティブ・ディレクションなど。日々、数十もの案件を同時並行で進めています。

私のキャリアのスタートは広告代理店でしたが、新人時代は正直、仕事のできないダメなコピーライターでした。しかし、そこから飛躍を遂げることができたのは、「使えるメモ」の取り方を知ったおかげです。「メモは仕事にもっとも役立つツールだ」と気づいてから約20年間、思考錯誤の中で自分なりの効率的なメモ術を編み出してきました。

そしてそれらを、大きく3種類に体系付けてみました。それが、情報をまとめる「まとメモ」、アイデアをつくる「つくメモ」、人に伝える「つたメモ」です。

次ページ今回は「つたメモ」テクニックをご紹介
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