斬新!会議メモは「ヤフーニュース」調で蘇る 自分にも相手にも、伝わらなければ意味がない

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次におすすめなのが、そのときに生まれた「発見」を書くことです。

仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。』(小西 利行、かんき出版)。上の画像をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします
2016.04.10/○×商事/○○○○商品開発/部長・係長
『20代が最も聴きたい音楽のジャンルは、なんと「流行っている曲」だった!』

これも、そのときの会議のトピックスがすぐにわかり、記憶が鮮明になる見出しです。例文はやや長いですが、それでも見出しにすることですんなり頭に入ってきます。その会議の一番のポイントとなる情報を見出しにしておくと、それを軸として、続く情報の処理も早くなります。

このほかにも、「次回までに、ロードマップを書いておく」といった、課題や議論すべきテーマを目次にするのもアリです。

13文字見出しで“生きたメモ”に

続いて、さらに上級編の、気の利いた見出しを作る方法をご紹介します。ヒントとなるのは、ネットのニュースサイト。さまざまなニュースサイトがありますが、どれも限られた文字数の中で、思わずクリックしたくなるような興味をあおるタイトルを作っていますよね。皆さんもおなじみであろう、「YAHOO! トピックス」や「LINE NEWS」などのタイトルは、13文字ほど。この文字数くらいがパッと見ただけで意味が理解できる分量ですので、まずはこの文字量を目指すといいでしょう。

13文字で表現するなんて難しい、と思うかもしれませんが、実は簡単。次の3つの要素を書き出すだけでいいのです。

・場所や理由

・人やモノ

・行為

これらを組み合わせます。たとえば――

部長 打ち合わせで 机叩く
新規開発 女性方向で あと数案
飲み物で おじさんたちを 幸せに

ちょっと川柳のようですが、興味がわきますよね。これを見出しに追加すると、こちらの図のような「生きたメモ」になります。

「面白そう」「楽しそう」「なんだろう?」という興味は、情報を伝えるうえでとても大切です。人の脳は、興味があることに対するほうがパフォーマンスが上がるのは、皆さんもご存じのとおりです。

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