「伊右衛門」コピーライターのすごいメモ術 情報の扱い方が変わり、仕事と収入が激変!

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仕事のクオリティが飛躍的にアップする「メモ術」とは?(写真:タカス / PIXTA)
仕事でメモを取ってはいるが、ほとんど見返したことがない、読み返してみてもごちゃごちゃして意味不明……。そんな人も多いのではないでしょうか。
しかし、ちょっとした「コツ」を覚えるだけで、仕事のクオリティが飛躍的にアップする、簡単なのに効率的な「メモ術」があります。サントリー「伊右衛門」のCMなど多くのヒットを飛ばす現役コピーライターの小西利行が、著書『すごいメモ。』(かんき出版)の中から3回にわたってお伝えします。

メモを使えば脳のメモリーを拡大できる

サントリーの「伊右衛門」や「ザ・プレミアム・モルツ」、日産自動車セレナ「モノより思い出」、TOYOTA「もっとよくしよう」、ライザップなどなど。これは、私がこれまでに手掛けてきた仕事の一部です。一度は聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は現在、POOL Inc.という会社を率いて、コピーライティングだけでなく新商品開発、店舗、商業ビルなどのプロデュースを手掛けています。たとえば、「イオンレイクタウン」のクリエイティブ・ディレクション、「一風堂」国内・世界戦略のプロデュース、吉野家、バーニーズ・ニューヨークなどのブランディングやプロデュースなどです。

しかし、広告代理店で働きだしたころの私は、正直、仕事のできないダメなコピーライターでした。がむしゃらに頑張っても成果に結びつかず、周りからの評価も上がらない。しかし、あるときに私を劇的に変える出来事がありました。それが、効果的なメモの取り方を身につける、ということでした。そこから情報の扱い方が変わり、格段に仕事のスピードと質が向上したのです。

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