「AIなんか仕事で使えない」という発言が、もはや「私は仕事ができません」と同義語になってしまうたった1つの理由

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AIに苦手意識を持つビジネスマン
「AIは仕事で使えない」という発言は、ビジネスパーソンとしての基本スキルが不足していることを露呈する(写真:nonpii/PIXTA)
「AIなんか仕事で使えない」
あなたの職場でも、こんな「AI否定論」を耳にしないだろうか。
一方で、AIを駆使して従来とは比較にならないスピードで成果を出すビジネスパーソンも確実に増えている。AI活用は、できる人とできない人の二極化が急速に進んでいるのだ。
この差はどこから来るのか。新刊『AI時代に仕事と呼べるもの:「あなただけ」の価値を生み出し続ける働き方』を上梓した三浦慶介氏は、「AIを使いこなせないのは、AIを使う人間側に問題がある」と警鐘を鳴らす。
本記事では、同書から一部抜粋・再構成し、なぜ「AIは仕事で使えない」という発言が致命的なのか、その理由と、AIを使いこなすために今すぐ実践すべき3つのステップを解説する。

AI活用の二極化が進んでいる

AI時代に仕事と呼べるもの: 「あなただけ」の価値を生み出し続ける働き方
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「ChatGPTで資料作ってみたけど、使い物にならなかった」

「AIが書いた文章って、なんか不自然で違和感がある」

「計算間違いがあったから、やっぱり信用できない」

こんな声を、あなたの職場でも聞いたことがあるのではないでしょうか。

一方で、仕事でAIを使う人は確実に増えています。社内チャットボットで情報検索、市場調査のリサーチ、企画書の作成、データ分析……。AIでできることは日々拡大しています。

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