「AIなんか仕事で使えない」という発言が、もはや「私は仕事ができません」と同義語になってしまうたった1つの理由
・「思った通りじゃないからやめる」は通用しない
もしパートナーに発注して「思ったものが出てこないから取引やめます」と言っていたら、誰にも仕事を依頼できなくなってしまいます。重要なのは、相手に合わせて適切な指示を出し、良いものが上がってくるようにディレクションすることです。
AIに対しても、この「パートナーとの仕事」と同じ姿勢が必要です。完璧を期待せず、適切に指示し、丁寧にレビューして修正を重ねる。これがAI活用の基本スタンスなのです。
AI活用で成果を出すための3つの鉄則
私が実践している「AI活用の3つの鉄則」をご紹介します。
AIは万能ではありません。「80%の完成度で十分」という割り切りが重要です。
残りの20%は人間が補完すればいいのです。むしろ、ゼロから100%を人間が作るより、80%をAIが作って残り20%を人間が仕上げる方が、圧倒的に効率的です。
「とりあえず資料作って」「いい感じに書いて」といった曖昧な指示では、AIは良い仕事ができません。これは人間に対しても同じことです。
たとえば、私が資料作成をAIに依頼する場合は次のように指示します。
「ウェビナーで使用する資料を15枚程度で作成してください。ターゲットは部長以上の役職者です。端的にメッセージを整理し、視聴後に自身も行動に移そうと思えるような締め方にしてください。直接的な営業は不要で、紹介する事例の汎用性とエッセンスの抽出を重視してください」
このように、用途・分量・対象者・期待する反応・重視するポイントまで具体的に伝えることで、AIは格段に良いアウトプットを出すようになります。





        
        
        
      
        
      
          
          
          
          
        
        
        
        
        












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