 
「注意してはいけない」ではない、大切なのは信頼関係
窪田:これだけ社会が大きく変わっているのに、教育のあり方がなかなか変わらないのは不思議な気もします。
白井:過去のテレビドラマなどでは、教師が子どもに暴力を振るって更生させるのが美談のように描かれていました。「昔の教育のほうがよかった」などと言う人たちもいますよね。
ここでありがちな勘違いが、「子どもを注意してはいけない時代になった」というものです。でも、これは大きな間違いです。
確かに今はもう、「先生だから叱っていい」「大人だから正しい」という押し付けが通用する時代ではありません。でもそれは、子どもに何も言うなということではありません。権力をかさにきた指導は効果が薄いので、まずは子どもとの信頼関係を築こうということなんです。





 
         
         
         
        
       
           
           
          
         
          
         
         
         
         
        











