いろいろな相談をもちかけたりして頼りながら、上司の懐に入るのがうまい部下がいます。しかし、頼られた上司のほうは、しばらく付き合っているうちに違和感を覚えるようになることがあります。
いつの間にか、いろいろな要求に応えることが当たり前となり、時間や労力を奪われていき、しかも要求に応えられない場合には応えられないこちら側が悪者にされる――。
そんな部下には、病的なものすら感じてしまいます。このような部下がいた場合、上司はどう対応すればよいのでしょうか。
「自分がなんとかしてあげなければ」
林さん(仮名、女性30代)は、法人営業部門で10名ほどのメンバーを取りまとめているリーダーです。そのなかの1人に、半年前に転職してきたMさん(女性、20代)がいます。


















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