「よかれと思って」が部下のやる気を奪う?できるリーダー・できないリーダーの決定的な違い

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カフェのテラスで休憩するビジネスマン
職場の人間関係を最適化させることで、上司特有のストレスに悩まされることもなくなります(写真:Ran&Ran/PIXTA)
あなたは「人間関係」に疲れていませんか?
日本企業では、働き方改革が進む一方で、パワハラやセクハラ意識が高まり、上司は部下を満足に叱ることもできず、お互いが過剰に気を使い合って、ストレスを抱え込む……という状況が生まれています。どうすれば、ストレスを感じずに、安定した気持ちで人や仕事と向き合うことができるのでしょうか?
「誰に対しても最低限のつき合いをして、対人関係をシンプルにすることをお勧めします」というのは、心理カウンセラーの大嶋信頼氏です。
最低限のつき合いとは? それで仕事に支障は出ないのか? これからの時代の人づき合いのヒントを、大嶋氏の新刊『最低限の人間関係で生きていく』をもとに、3回にわたりお伝えしていきます。

リーダーシップは「最低限」で

職場の上司やチームリーダーが、人間関係を最低限にできるのか? そんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

部下やメンバーが困っていたらできる限りのフォローをしたり、相談に乗ったり、たまには飲みに誘って気持ちを盛り上げることも、上司やリーダーの大事な役割です。

上司やリーダーが人間関係を最低限にすることは、それらの役目を放棄する無責任な行為ではないか……と感じる人もいると思います。

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