社員ファースト?「部下が上司選択」アリかナシか 改めて考えたい「上司とは何か・部下とは何か」
働き方改革が進み「社員ファースト」を掲げる会社が増えている。そのような中、部下が上司を選択できる制度を取り入れている会社があるという。
「果たしてこのような制度は本当に機能するのか?」「若者の自主性を促す画期的な取り組みなのか、それとも若者に媚びるための制度なのか?」、さまざまな疑問が頭に浮かんだ。
「上司選択制度」とは何か? 3つのメリット
実際に、ある企業が導入している「上司選択制度」は、上司の「能力・性格・特徴」や「得意分野・技術」をまとめた情報をもとに、社員が上司を選択できる仕組み。
社員は「この人のもとで働きたい」という希望を叶えられ、上司のミスマッチによる離職率が低下、社員の成長も促進されるという。
このような「上司選択制度」を導入して得られるメリットについては、以下の3つがあると思う。
(1)エンゲージメント向上
信頼のおける上司を自ら選ぶことにより、意見や提案をしやすい環境を手に入れることができる。部下のやる気や責任感が高まる。
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