専門職でも"AIに取って代わられる時代"に身につけたい「どこの会社でも通用する」ための9つの要素

どのような環境になっても「通用する人」を目指すことが重要だという(写真:Fast&Slow/PIXTA)
今はあたりまえのように人が手掛けている仕事であっても、10年後、20年後には、AIに置き換わってしまう可能性がある――。人材研究所所長の曽和利光氏は、これからのビジネスシーンを生き抜くためには、このことを念頭に置いておかなくてはならないと指摘します。
そんな曽和氏が「身につけるべき」と推奨する「ポータブルスキル」とはいったいどんなものなのか。同氏の著書『このままで大丈夫? 「どこに行っても通用する人」になるために今できること』から一部を抜粋・編集する形で解説します。
「高度専門職」であっても不確実性は高い
今はあたりまえのように人が手掛けている仕事であっても、10年後、20年後には、AIに置き換わってしまう可能性がある……。こうした不安は、とくにルーティーンワークや機械で代替可能そうな作業を中心とする職種において顕著です。
反対に、創造性や高い判断力、人間関係が重要な職種では、代替の可能性が比較的低いと考えられていることもあり、「AIに仕事が奪われないような専門職に就こう」と考える人もいるでしょう。
ところが、これらの専門職ですら、今後も安泰とは限りません。
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