生成AIの回答精度を高める秘訣は「記号と変数」にアリ!思い通りの答えを引き出す「プロンプト」の書き方を徹底解説

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AIのイメージ
生成AIから理想的な回答を引き出す「プロンプト」の書き方をお伝えします(写真:Supatman/PIXTA)
生成AIを活用する際に、思い通りの答えを引き出すために「プロンプト」の書き方を工夫することは必要不可欠です。しかし、いざ使い始めてみると、なかなか理想の回答を得られずに悩む方も多いのではないでしょうか? そんなときに使える、プロンプト作成のコツを『この一冊で全部わかる ChatGPT & Copilotの教科書』よりご紹介します。

記号や変数を使いこなす

プロンプトに記号や変数を使用するのも、回答の質を高めるのに有効なテクニックです。今回紹介する例では、プロンプトを「命令」「入力」「条件」「出力形式」の項目に分けています。プロンプトを細かく分けることで、生成AIがプロンプトの意図を理解しやすくなります。

プロンプト例
記号や変数をうまく利用したプロンプト例(画像:『この一冊で全部わかる ChatGPT & Copilotの教科書』より)
イラスト
記号や変数を用いて命令を整理する(画像:『この一冊で全部わかる ChatGPT & Copilotの教科書』より)

ここで紹介するプロンプトでは、各項目の境界をわかりやすくするために「#」を用い、さらに「-」で箇条書きを表しています。記号で区切ったり、箇条書きを示したりする(※)ことで、生成AIがプロンプトの内容を理解しやすくするためです。

※マークダウン記法と呼ばれる、テキストを構造的に記述する「マークアップ言語」のひとつ。

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