
学校の魅力を下げる一番の原因が「教職員」のことも
本記事の前編(「いじめ、不登校、モンスターペアレントには⋯どう対応する?」ドラマ「御上先生」でも話題《学内塾》の知られざる裏側)で述べたように、「学びの森」は、学校内に設置される「学内塾」でありながら、いじめ、不登校、モンスターペアレントなど学校の抱える諸問題を解決する「学校改革」にも取り組んでいる。
その結果、学校の雰囲気が明るくなったり、志願者数が増えたりという「プラスの効果」が生まれているというが、問題がないわけではない。

もともと学校で教職員として働いている先生たちからすれば、外部からの「改革者」は簡単に受け入れられる存在ではない。
「当然、アンチの先生たちはいます。『お前ら(契約を)切るぞ』みたいに言われたこともありますが、そんなことで一喜一憂するなと社員には伝えています」
そもそも「何かしら問題のある学校」を変えに飛び込むわけだ。当然、風当たりも厳しいものとなる。
そして、何よりも学校の魅力を下げている一番の原因は、残念ながら「教職員」にあることも少なくないという。
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