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「ラーメンの神様」に弟子入り《東池袋大勝軒の味を守る男》の凄さ―“自己流”の限界を突破するのに有効な“弟子入り”という学び方

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左から、ノンフィクション作家の北尾トロさんと「お茶の水、大勝軒」代表取締役の田内川真介さん。北尾さんは、失われつつある大衆中華料理店を巡り歩く「町中華探検隊」の隊長です。その活動が田内川さんとの縁を引き寄せました(筆者撮影)
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あなたには「師匠」と呼べる人がいるだろうか。20年以上フリーライターをしている筆者には北尾トロさんという師匠がいる。

1958年生まれの北尾さんは新卒入社の会社を半日で辞めてからずっとフリーランスという軽やかすぎる経歴の持ち主。大ヒットしてマンガにも映画にもなった『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(文春文庫)などの著書が多数ある作家だけど大御所っぽさはゼロだ。

威張ることも威張られることも嫌う人で、筆者は仕事ぶりについて北尾さんから何か言われたことは数えるほどしかない。本人も師匠などではなく単なる先輩だと思っているはずだ。

そんな北尾さんがある師弟について6年間もかけて取材して本を書いたというので少し不思議に思った。しかも、厳しい上下関係で知られる飲食業界の話だ。

師匠はつけ麺の考案者であり、行列の絶えないラーメン店だった「東池袋大勝軒」(1961年~2007年)の創業者、故・山岸一雄さん。弟子は、山岸さんから「おまえだけは俺の味を変えるなよ」と言われて守り続けている田内川真介さんである。

この記事に出てくる人の相関図

(画像:筆者作成)

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