「やりたいこと」が見つからないのはなぜ?4つのタイプでわかるキャリア迷子から脱出するヒント

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

一方、バランサー人間や奉仕型人間のように外向的な振る舞いの人は、「やりたいことが明確で主張できる」と思われがちですが、人と接することでエネルギーを得るため、「求められるとやってしまう」を繰り返してやりたいことが見えなくなったり、器用になんでもできてしまうが故に強みが見えにくくなったりして、キャリアの方向性に迷う人が少なくありません。

このように、「やりたいことが見つからない」は、外向的な人でも陥りがちな悩みです。

内向型の人は「損をする」と言われがち

内向型も外向型も同じように悩んでいることに触れましたが、それでも「内向型の方が損をする」と言われがちです。それはなぜでしょうか。

両者について尋ねると、それぞれ図のようなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。

内向型 外交型
(『「何者でもない自分」から抜け出すキャリア戦略 やりたいことがなくても選べる未来をつくる方法』より)

人間を大きく分類すると、内向型か外向型のどちらかになります。しかし、人の心をきれいに2つに分けるのは無理な話なので、当てはまらない部分も当然あります。

そこで、次に当てはまるものにチェックを入れてみてください。

□周囲に助けを求めるのが苦手で問題を1人で解決しようしてしまい、仕事が溜まり、プレッシャーを感じる
□大勢の人がいる場が苦手で、「人付き合いが悪い」「積極性がない」と思われてしまう
□目的のない会話が苦手で、相手が距離を感じてしまう
□昇進の打診を断ってしまい、向上心がないと思われてしまう
□電話をかけることは試練に感じるし、電話が鳴るのもストレス
□人と話すより仕事をしていたいし、集中して取り組みたいからオフィスでの仕事が苦手
□人前で話すことが苦手かつアドリブに弱く、会議の準備に時間がかかる
□考えても仕方がないことをあれこれ考えすぎて、勝手に落ち込んでしまう
□出張にいくとエネルギーを激しく消耗して疲れてしまう
□週末になると体調を崩しがちで、せっかくの休みが回復時間に充てられてしまう
□自己アピールが苦手で、評価面談や自己評価の場で強みや貢献度を強調するのが難しく、ストレスを感じる
次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事