《日本最難関の東大理3》合格者に「美男美女」が増えている? インタビューを通してわかった"DNA"だけではないそのワケ

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イメージ(写真:ペイレスイメージズ1(モデル) / PIXTA)
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みなさんは『東大理III 天才たちのメッセージ』というシリーズをご存じでしょうか。1986年から毎年、東京大学理科3類(主に医学部進学者が所属する学科類)の合格者約30名にインタビューやアンケートを行い、その内容をまとめてきたロングセラーです。すでに40年近い歴史を誇り、“日本一の難関”を突破した受験生たちの知恵が凝縮された貴重な資料として、多くの受験生や教育関係者に読まれてきました。
このシリーズの特徴は、単なる勉強法の紹介にとどまらず、合格者の生い立ちや家庭環境、親の教育方針、趣味や日常習慣まで幅広く掘り下げている点にあります。40年間にわたり東大理3の合格者を見続けていると、そこには受験の変化だけでなく、時代ごとの学生像の変化も浮かび上がってきます。

最近の合格者は「美男美女」ぞろい?

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ここからは、私自身がインタビューや読者の声を通じて強く感じる「個人的な感覚」をお伝えしたいと思います。――最近の東大理3合格者は、美男美女が多いのです。

もちろん「個人的な主観」ではありますが、実際にシリーズ最新刊(Vol.40)を読んだ人からも「今年の東大合格者の写真を見て驚いた」という感想が寄せられています。過去の合格者写真と比べても、ここ数年は「かっこいい」「かわいい」と感じるケースが格段に増えている印象です。

「天は二物を与えず」と言われますが、むしろ二物も三物も授かっているのではないか、とすら思わされます。東大理3の合格者というと、勉強に人生を捧げているような、お化粧やファッションには興味のないような人をイメージする人も多いと思います。

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