《日本最難関の東大理3》合格者に「美男美女」が増えている? インタビューを通してわかった"DNA"だけではないそのワケ

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でも最近はそんなことはなく、インタビューをするときにも、提供してもらう写真を見ても、「この人が東大理3に合格しているんだ」と驚かされるようなものも多いです(流石にこの記事で特定の写真をお出しするのははばかられるので写真を確認したい方はvol.40を読んでいただければと思います)。

「才色兼備」が増えている理由

では、なぜこうした変化が起きているのでしょうか。

やはりネットでも言われているように、優れたDNAの家系が東大理3に合格するようになっているのか? 実際、その面もあると思います。東大理3合格者に話を聞くと、「お父さんも東大理3でした!」という人も多いです。
しかし、それだけではないようにも感じます。近年の合格者は、勉強以外・ファッションや容姿以外の面も含めて、とにかく“万能型”が多いのです。

・部活動で部長を務めながら理3に合格
・文化祭を高3まで全力で取り組みつつ理3に合格

このように「文武両道」「才色兼備」と呼べる存在が目立ちます。彼らは勉強だけでなく、部活や趣味、さらにはファッションや美容にも意識を配っているのです。

また、地方の高校から学年でただ1人、東大理3に合格したような人に話を聞くと、彼らはしばしば「周囲の目線を自然と集める存在」です。クラスや学校の中でも発言力があり、行事や部活でリーダーを任されることが多い。つまり「美男美女」としての外見的な魅力だけでなく、人を惹きつけるカリスマ性や存在感を兼ね備えているケースが少なくありません。やはり「周りの人の目線」を集める存在だから、容姿やファッションにも気を配っているケースがあるのだと思います。

そして、シンプルに東大理3合格者は「努力家」なのだとも思います。

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