(写真:ノンタン / PIXTA)
人間誰しも、愚痴を聞いてほしいときもあれば、喜びを分かち合いたいときもある。それは学校の教員も同じだ。つらい経験に共感したり、笑い話にほっこりしたり、はたまた、成功体験をシェアしたり――、そんな学校現場の知られざる「リアル」をお届けしていく。
今回お話を聞いたのは、公立の小・中学校で日本語指導支援者として働く佐藤俊子さん(仮名)。学校現場では日本語が話せない外国籍の子どもが急増するも、日本語指導の専門性がある人材が不足しているという。こうした現状が学級運営や授業に影響を及ぼす現場のリアルな叫び声を聞いた。
【エピソード募集中】本連載「教員のリアル」では、学校現場の経験を語っていただける方を募集しております(記事は仮名、詳細は個別取材)。こちらのフォームからご記入ください。
プロフィール
投稿者:佐藤俊子さん(仮名)
年齢:40代
勤務先:公立小・中学校
投稿者:佐藤俊子さん(仮名)
年齢:40代
勤務先:公立小・中学校
日本語指導が必要な外国籍の子どもが急増
6万9123人。これは公立の小中高校における日本語指導が必要な児童生徒の数だ。
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約10年前から比べ、約1.9倍に増えたことになる。この中には海外から帰国した日本国籍の児童生徒も含まれるが、約8割は外国籍の児童生徒だ。
文科省は、こうした児童生徒が学校生活や学習に必要な日本語を身に付けられるように特別な制度を設けている。
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