(写真:Luce / PIXTA)
人間誰しも、愚痴を聞いてほしいときもあれば、喜びを分かち合いたいときもある。それは学校の教員も同じだ。つらい経験に共感したり、笑い話にほっこりしたり、はたまた、成功体験をシェアしたり――、そんな学校現場の知られざる「リアル」をお届けしていく。
今回お話を聞いたのは、公立中学校の教員、田中康彦さん(仮名)。持病を抱えながら教員を続ける田中さんは突然、学年主任と進路指導部長という2つの重責を背負わされることになった。なぜ、健康不安を覚え、退職を考えるほど田中さんは追い詰められているのか。なくならない教員の過重労働の現状を聞いた。
【エピソード募集中】本連載「教員のリアル」では、学校現場の経験を語っていただける方を募集しております(記事は仮名、詳細は個別取材)。こちらのフォームからご記入ください。
プロフィール
投稿者:田中康彦さん(仮名)
年齢:30代
勤務先:公立中学校
投稿者:田中康彦さん(仮名)
年齢:30代
勤務先:公立中学校
任せられる人がいない小規模校の苦しい現状
休憩を除いて1日で8時間、1週間で40時間を超えてはならない──。労働基準法にはそう定められている。教員にも一部の規定を除き労働基準法が適用されるが、文科省の教員勤務実態調査を見ると、小中高いずれも、どの役職でも1日の在校時間の平均は10時間を超えている。
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文科省は2025年9月に働き方改革に関する指針を出し、その中で29年度までに1カ月の時間外在校等時間を平均30時間程度に削減することを目標に掲げた。同時に、「80時間を超える教職員を早急に無くさなければならない」とも示している。
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